連続パソコン破壊、データ盗難事件


第1章  仕事ができない!

今の時刻は09月20日10時26分です。
シロクロ探偵事務所
白地に黒縁のオス犬が中にいます。
シロクロ 「僕はシロクロ。探偵をしているよ。前回の連続おやつ盗難事件の解決をした事で依
頼が増えたのはうれしいけれどもそろそろ助手がいないと大変になってきたな。」
『ティロリン』
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from太郎
仕事を探しています。ですがいい仕事がなかなか見つかりません。T-T。助けてください。
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シロクロ 「・・・!そうだ!」
『カタカタカタカタ・・・ピ、送信しました。』
10時33分
太郎 「仕事があるって本当!?」
茶色の可愛いオス犬がいました。」
シロクロ 「(コクリ)それは・・・この探偵事務所の助手だよ!」
太郎 「お給料はどの位?」
シロクロ 「月によって違うけれども今月は大体この位だよ。(ピ、ピ、・・・)」
太郎 「大分いいですね!よしここで働きます!」
2人共 「(やったー)」
太郎 「それじゃあ何すればいい?」
シロクロ 「チラシ作りに良さそうな印刷会社を探して。」
太郎 「は〜い!」
『カタカタカタカタ・・・ピ、ピ、ピ、ピ、・・・』
シロクロ 「それじゃあ僕は書類の整理でもするか。」
『ピ、ピ、ピ、ピ、・・・カタカタ、ピ、ピ、ピ、ピ、・・・』
太郎 「みつかりました!」
シロクロ 「どこかな?」
太郎 「この会社です。」
『シーーーン』
18時00分
シロクロ 「そろそろ帰る時間だから帰ってね。」
太郎 「はい。」
18時05分 太郎とモッツァレラが同居しているアパート
太郎 「ただいま。」
モッツァレラ 「お帰りなさい。仕事見つかった?」
太郎 「うん。シロクロ覚えてる?」
モッツァレラ 「覚えてるけど・・・それが?」
太郎 「そこで助手として働く事になったよ!」
モッツァレラ 「そうなの!へー。ところで・・・同居してから6日にもならないけど・・・」
太郎 「もしかして結婚したいとか?」
モッツァレラ 「そうなの!なんでもお見通しね。」
太郎 「それじゃあ明日通勤途中に区役所によって婚姻届けもらってくるね。」
モッツァレラ 「明日は土曜日よ。だから先に結婚式の準備をしてもらいましょ。とりあえず
ご飯にしましょう。」
09月21日 結婚式コーディネートセンター
係員 「番号札003のお客様3番室にお越しください。」
太郎 「僕らだね。」
3番室
白色のメス猫がいた。
??? 「初めまして私こういうものです。」
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 結婚式コーディネーター
 海川 真由美  (うみかわ まゆみ)
 犬 メス
 mayumi@ey.ne.jp
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真由美 「あなた方の式を担当させていただきます。以後よろしくお願いいたします。」
太郎 「こちらこそ。」
真由美 「では早速どのような式にしたいか希望を・・・。いけない!パソコン忘れてきた!取って来てもいいですか?」
モッツァレラ 「かまわないわ。」
1分後
真由美 「すいませんでした。では先ほどの話の続きを。」
太郎 「はい。」
モッツァレラ 「(この人、大丈夫かしら・・・。)」
1時間後
真由美 「ではまた今度続きを話し合いましょう。」
太郎 「はい。」
結婚式コーディネートセンター 待合室
太郎 「そろそろ帰ろっか。」
モッツァレラ 「ええ。」
??? 「あなたがそんな人だなんて思わなかった。軽丘。」
軽丘 「え!そんな風に言わなくても・・・。紀美子。」
太郎 「怖いね。」
モッツァレラ 「ええ。」

第2章 破壊?

09月23日10時23分 シロクロ探偵事務所
太郎 「こんなに仕事たまっているんですね・・・。」
シロクロ 「そう。」
『コンコン』
??? 「失礼します。」
太郎 「あれ、あなたはこの前の・・・。」
真由美 「そうです。海川真由美です。」
シロクロ 「ここに来たという事は何か依頼でも?」
真由美 「はい。実は・・・。パソコンが破壊されました。」
太郎 「破壊?盗難じゃなくてですか?」
シロクロ 「だいぶ不思議な事件ですね。優先的に解決しましょう。」
真由美 「ありがとうございます。」
太郎 「連絡用のメールアドレスはこの前の名刺のものと同じでいいですか?」
真由美 「はい。」
09月24日9時ちょうど
太郎 「おはようございます。」
シロクロ 「おはよう。」
太郎 「今日もあの事件ですか。」
シロクロ 「そうだよ。」
『バタン』
?? 「すいません。」
シロクロ 「こんな朝早くから。どんな依頼ですか。」
?? 「僕はこういうものです。」
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 結婚時期飾りつけ係
 水瓶 栄二(みずびん えいじ)
 猫 オス
 eizi@ey.ne.jp
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栄二 「パソコンが破壊されていました。」
シロクロ 「昨日もそんな依頼人がいました。」
太郎 「というか、2人とも同じ会社の人ですね。同じ会社に真由美さんという社員はいませんか?」
栄二 「はい。います。」
シロクロ 「どうしてわかったの?僕もわからなかったのに。」
太郎 「2人ともメールアドレスのドメインが一緒でした。昨日ドメインを調べてみたら結婚式プロデュースの会社でした。だから、そう推理しました。」
シロクロ 「なるほど。」
栄二 「一体どうしたらいいんでしょう。」
シロクロ 「昨日の事件とからめて最優先で推理します。」
栄二 「ありがとうございます。」
13時05分
『カタカタカタカタ・・・』
シロクロ 「何してるの?」
太郎 「推理です。」
シロクロ 「パソコンで?」
太郎 「自分で作ったソフトです。」
シロクロ 「・・・すごい。」
『コンコン』
??? 「さっき先輩が依頼に来たと聞きました。私こういうものです。」
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 結婚式音響担当
 武山 美香子(たけやま みかこ)
 猫 メス
 mikako@ey.ne.jp
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シロクロ 「コンピュータが破壊されましたか?」
美香子 「はい。それもチョコレートまみれで。」
太郎 「・・・だいぶ不思議な事件ですね。」
『カタカタカタ・・・』
シロクロ 「何か推理できそう?」
太郎 「2,3日待ってください。」
『ピコンピコンプープープープーピコン・・・』
シロクロ 「火、出したりしないよね。」
太郎 「大丈夫です。」
美香子 「どうですか。」
太郎 「9月28までには解決します。」
美香子 「ありがとうございます。」
『プルルルル』
警察 「キーボードに指紋が付いていました。直ちに逮捕します。」

第3章 おかしい

09月25日10時02分 警察署 面会室
太郎 「・・・!」
軽丘 「前田軽丘と申します。」
シロクロ 「きみは犯人じゃないね。」
軽丘 「はい。」
太郎 「先に戻って推理していていいですか。」
シロクロ 「いいよ。」
警察 「どうもおかしなところがあります。」
シロクロ 「というと?」
警察 「証拠のパソコンのキーボードです。」
シロクロ 「どこが変なんですか?」
警察 「キーボード一体型のパソコンなのに別のキーボードが付いていたんです。ほらこの機種の。」
軽丘 「昔使ってたやつだ。」
シロクロ 「・・・?」
14時02分 シロクロ探偵事務所
シロクロ 「ただいま!」
『ピコンピコンピーーーーケッカガデマシタ』
太郎 「今までの顧客情報を調べられますか?」
シロクロ 「え?依頼人の?調べられるけれど・・・なんで?」
太郎 「実は・・・」
15時ちょうど
『メールガキマシタ』
太郎 「これだね。」
『カタカタカタカタ・・・』
太郎 「3人とも軽丘と紀美子の式を担当している。」
シロクロ 「だから?」
太郎 「その結婚していた2人は最近離婚してます。」
シロクロ 「で?」
太郎 「多分紀美子が犯人だと思う。」
シロクロ 「・・・・・・・・・・・・!たしかに筋が通っている。そのソフトはそんなことも考えてくれるの?」
太郎 「いいえ。これは仮説を成立させるにはどんな証拠が必要か考えるだけです。」
シロクロ 「・・・君すごいね。助手じゃなくて探偵として雇おうかな?」
太郎 「本当ですか!?やったー!」
シロクロ 「それなら決定だね。」
『プルルルル、ガチャ』
太郎 「シロクロ探偵事務所、太郎です。」
美香子 「太郎でもシロクロでも犯人が見つかるならどっちでもいいです。」
太郎 「先輩に電話を替わります。」
シロクロ 「要件は?」
美香子 「なんだか変なものが盗まれていたんです。」
シロクロ 「というと?」
美香子 「ストーブです。」
シロクロ 「ストーブ?」
太郎 「ストーブ?それ盗む?」
シロクロ 「会話盗み聞きしてるの?」
太郎 「いいえ。おかしなことがあるといつも『というと』というのでそうかなと。今回はパソコンが破壊されていたのでストーブが破壊されていたならそんなにおかしくないんじゃないか
と・・・」
美香子 「もしもし?もしもし!?」
シロクロ 「ごめんなさい。で、ストーブが盗まれたんですね。」
『ピ――――――――ケッカガデマシタ』
美香子 「今の音は?」
シロクロ 「コンピューターです。」
太郎 「電話変わって下さい!」
シロクロ 「え!?べつにいいけれど・・・。」
太郎 「もしもし太郎です。確認したいことがあるんですけれども。」
美香子 「ええ。いいわよ。」
太郎 「コンピューターはチョコレートまみれになっていたんですよね。」
美香子 「そうよ。」
太郎 「ありがとうございます。先輩、電話切ってもいいですか?」
シロクロ 「どうぞ。」
『ガチャ、タダイマノカイワ、ロクオンイタシマシタ。』
太郎 「軽丘は絶対に犯人ではありません。多分犯人は・・・」
シロクロ 「言わなくてもわかるから大丈夫だよ。それよりも証拠がいるね。」
太郎 「とりあえず紀美子さんの家へ行きましょう!」
09月26日 9時11分 紀美子の自宅
『ピンポーン』
紀美子 「なんか用?」
太郎 「昨日連絡した・・・」
紀美子 「鍵開けてるから勝手に入って。」
シロクロ 「(態度がひどいな。)」
応接室
太郎 「(レジ袋、絵画、お菓子の包装袋、ひどくいろいろなものが散乱している・・・。)」
紀美子 「で、私が犯人なわけないでしょ。」
シロクロ 「そんなこと言わずに。」
太郎 「レシートを見せてください。」
紀美子 「え?なんの?」
太郎 「残っているもの全てです。」
紀美子 「別にいいわ。」
少しして
紀美子 「これでいいの?9月分のレシートしか残ってないの。」
シロクロ 「まあ毎月家計簿付けたらレシートなんて捨てますよね。」
太郎 「八百屋、魚屋、精肉店、和菓子屋、金物店、それぞれのお店で買っているのですね。」
紀美子 「そう。スーパーとかディスカウントストアとか好きじゃないの。」
太郎 「このレシートもらいます。部屋の写真を撮ってもいいですか。」
紀美子 「別にいいわよ。」
『パシャ』
太郎 「では僕はこれで失礼します。」
近くの公園
シロクロ 「あんなのであの人を犯人にできるの?」
太郎 「決定的な証拠をつかみました。」
シロクロ 「というと。」
太郎 「この画像を見てください。」
シロクロ 「さっきの部屋の写真だ。ずいぶんと散らかった部屋だったね。」
太郎は画像を拡大した。
太郎 「このレジ袋の文字を読んでください。」
シロクロ 「”カクウノディスカウントショップ”?あれ?」
太郎 「その通りです。多分使うのをやめたのはここ一か月の間だと思います。ついでにこれ。」
画像を動かした。
シロクロ 「”カクウノチョコレートケーキ”?あれ?」
太郎 「和菓子店もここ一か月だと思います。」
???? 「そうですよ。」
シロクロ 「わあ!て、あれ君モーベルじゃないの。」
モーベル 「そうですよ。紀美子さんとかいう猫はディスカウントストアが大好きでなんでもそこで買っていました。」
太郎 「やっぱりそうですか。」
モーベル 「適当にレシート事務所に送っときました。」
太郎 「先に帰ります。」
シロクロ 「では僕も。」

第4章 犯人逮捕!

10時ごろ シロクロ探偵事務所
『コトン』
太郎 「きた!」
シロクロ 「あれ?これ何枚入り?」
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差出人 |モーベル
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内容物 |領収書等100枚程度
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太郎 「モーベルさんは字がきれいですね。」
開封したらレシートが飛び出してきた。
シロクロ 「どんだけためていたの?」
太郎 「”カクウノチョコレートケーキ”、”チョコマフィンガスキ”、”オイシイチョコレートソース”、・・・チョコレート菓子は好きみたいだけれども板チョコは好きじゃない
みたいだね。」
『ウィーン』
シロクロ 「・・・何しているの?」
太郎 「スキャナーで読み込んでます。」
1時間後
太郎 「全部読み込めたみたい。それじゃあまずは月ごとに分けて表示してみよう!」
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6月
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18/06/01,18/06/01・・・
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7月
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18/07/04,18/07/05・・・
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8月
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18/08/11,18/08/18・・・
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9月
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18/09/22
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太郎 「やっぱりひとつだけ9月に捨てられてます。」
シロクロ 「このレシートだね。駄菓子屋、怪しまれないようにしているのかな。」
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                      レシート

                      駄菓子屋

18/09/22

01 零治の板チョコレート|   税抜き120円 消費税10円

合計   130円
(含まれている消費税  10円)
お預かり 500円
おつり   370円

                    ありがとうございました
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太郎 「やっぱりあの人が犯人だね。」
シロクロ 「警察に証拠品を届けてくるね。」
太郎 「いってらっしゃい。」
『ガチャ』
太郎 「ふー。」
『タダチニソウシンシテ!』
太郎 「うわ!なに!あ、なんだ自分で作った警報か。なんで作動するの!」
・・・
09月27日 09時21分 紀美子の家
紀美子 「これで終わりよ!」
『カチッ』
『ジッコウデキマセン』
紀美子 「どうして!」
警部 「そこまでよ!紀美子。」
警察 「9月27日9時22分、器物破損および不正アクセス禁止法違反により逮捕します。」
『ガチャン』
紀美子 「なんでばれたの。」
シロクロ 「それはこの人が作成したソフトのおかげです。」
太郎 「どうも。ソフトが警告を出したのでサーバーに特殊なロックをかけました。依頼人たちの会社のね。」
紀美子 「あなたパッとしない人だと思ったけど、こんなことできるのね。」
軽丘 「どうしてこんなことするの!わざわざ結婚式関係者にまでめいわくをかけて。」
紀美子 「あなたとの思い出は全て消し去りたかった。もとはと言えば私が悪かったからつい自分を責めてしまうのそれがつらくて・・・。もうあなたとなんかうまくいかないわ!」
軽丘 「・・・そんな。もういちど君とスタートしたかったのに・・・。」
軽丘のポケットから小さな箱が落ちてきた。
箱が開いた。中から指輪が出てきた。
その指輪は転がって排水溝に落ちてしまった。
紀美子 「そんな・・・。なんで?なんでなの!?」
紀美子は崩れ落ちて泣き出した。
シロクロ 「・・・・・・・・・・・・。」
太郎 「ウ、・・・・・・。」
太郎も泣き出してしまった。
シロクロ 「・・・・・・事務所に帰ろうか。」
10時ごろ シロクロ探偵事務所
太郎 「早退します。」
太郎はまだ泣いている。
11時ごろ 太郎とモッツァレラが同居しているアパート
モッツァレラ 「なんでそんなに泣いているの?」
太郎 「実は・・・。」
太郎は今までの事を話しながらモッツァレラの腕の中でしばらく泣き続けた。
09月28日 18時ごろ 太郎とモッツァレラが同居しているアパート
太郎 「ただいま!」
モッツァレラ 「おかえりなさい。昨日解決した分のお給料が振り込まれていたけれどもすごい値段
だったわよ。」
太郎 「どのくらい?」
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シロクロタ…  |000'500'000
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太郎 「すごい金額!」
モッツァレラ 「それより婚約届提出してきたわよ!」
太郎 「これで正式に夫婦だね。あのコーディネーターに早く結婚式を計画してもらわないと。」
モッツァレラ 「そうね。」
10月01日 10時ごろ シロクロ探偵事務所
『コトン』
太郎 「依頼のはがきがたくさんですね。」
シロクロ 「前の2倍程度だよ。」
太郎 「この封筒豪華だな。差出人はMr.Bossa?読めないや?これは誰ですか?」
シロクロ 「昔からの友人だよ。」
同じくらいの時刻 ????????????
????? 「It's show time!見ていてね、シロクロ、太郎、そして???!」
これはおしまい
次に続く


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